コラム

兵庫県労働局のブラック企業調査の結果について

兵庫県労働局は1月30日に若者の使い捨てが疑われる「ブラック企業」対策の集中取り締まりの結果を発表しました。調査対象の208事業所のうち、82.7%の172事業所で違法な時間外労働や賃金不払い等の法令違反が見つかり、これらの事業所に是正勧告や指導を行ったようです。この調査結果は全国の調査結果と同水準の8割ということもあり、指導に応じない場合は書類送検も視野に入れて厳しく対応していくと、兵庫県労働局は労働環境改善に向けて動き出しています。

上記のような違法な時間外労働や賃金不払いなどの調査による是正や、使用者と労働者間のトラブルを未然に防ぐ為にも、普段からきちんとした労務管理を行うことが理想であり、できる限りその理想の形に近づけるよう企業努力も必要となるでしょう。
労働基準監督署等の立ち入り調査がありお困りの場合には、是非当事務所にご相談下さい。

藤川 恭子

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